2008年01月21日

民事再生について

 今日は、少し民事再生手続についてお話してみたいと思います。民事再生手続は、それまであった和議手続きを引き継ぐものとして平成12年に制定されました。和議が、和議認可後裁判所の手を離れ、和議条件の履行が担保されない傾向があり、また、保全命令の発令が厳しい面があるなど問題が多いとされ、これら問題点を改善する手続として成立しました。
 民事再生手続を一言で言えば、支払が困難になった事業者が、債権の一部のカット(80%以上のカットをしてもらうケースも多いです)をしてもらったり、支払を猶予してもらって事業の再生を図るものです。手形の支払期日に決済資金の目処が立たない場合で事業の継続を図る場合等に利用されています。 私は、平成18年からの2年間で4件の民事再生事件を受任しました。その内、1件は、同じく再生の申立てをした子会社に事業の一部を譲渡して、破産手続に移行しましたが、残りの3件は、再生計画に対していずれも債権者から94%以上の賛成を頂いて再生計画が認可成立しました。お陰様で、その内1件は既に再生計画どおり弁済を済ませ、再生手続きは終了となり、普通の会社になっています。残りの2件は、再生計画に基づいて、現在も履行を続けています。
 一度経営が困難な状況に陥った会社の再生は、色々困難な面がありますが、再生手続により立ち直り以前より元気に事業が継続されている姿をみると本当に良かったと思います。また弁護士としての職業的醍醐味を感じることができます。
 なお、民事再生の中には、サラ金等からお金を借りて返済が約定どおり出来なくなった個人のための手続(小規模個人再生、給与所得者等再生)もありますが、またの機会にお話したいと思います。 借金の返済が出来ないからと言って、蒸発したり、自殺したり、事件を犯したリすることは、本当に愚かなことです。そんなことをしても誰も喜びません。所詮お金のことですから、解決出来ないことはありません。愚かな結論を出す前に、専門家に相談することが肝要だと思います。
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2008年01月10日

 文始め? 1月10日(木)

 ホームページが新しく変わって初めてのすずらん日記です。昨年は色々あってすずらん日記も半年以上更新されずにいましたが、これを機会に、今年は充実したすずらん日記にしたいと思います。
 今年は、7日が仕事始めでしたが、初日から打ち合わせが続き結構忙しいスタートとなりました。今年は、離婚の相談や事件が続いています。今日もこれから離婚の調停に行きます。夫婦仲良くして欲しいので、離婚事件はどちらかといえば、避けたいのすが・・。 昨年は、前半は民事再生事件に追われた気がします。1番中心となった事件は、営業譲渡が上手く行き、再生会社の再生計画案も認可され、計画通り弁済も終わって終結しました。その後の営業も順調のようでホットしています。後半は、刑事事件あり、交通事故案件・行政事件・遺産分割ありで様々でした。今年は、どんな年になりますやら。
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