2010年03月30日

民事再生事件

 年度末のせいか、新しい年度を間近にして職場が異動となることから当事務所に挨拶に来られる方が多くなりました。組織に身を置く人は、職場の異動で新しい環境に慣れなければならず大変だなと思います。その点弁護士は引っ越しもなく、職場の異動もないので(勿論、独立等の理由から異動となることはありますが)気楽?です。
 さて、私は3〜4年前立て続けに民事再生事件を受任したことがありました。自力再生型、スポンサー支援型、営業譲渡型と様々なパターンの民事再生事件を手掛けさせて頂きました。いずれも(営業譲渡で消滅を予定した会社を除いて)再生計画が認可され、再生の途を歩んでいます。営業の継続が困難になった企業が再生し、再び力強く企業活動を続けている姿を見るのは、その再生に係わった者として大きな喜びです。
 と言っても、一度挫折を味わった会社の再建は色々難しいことがあります。最近、その難しさを感じたことがありました。弁護士として出来ることは限られていますが、頼られると頑張らなければとの決意を新たにしています。
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2010年03月26日

紛争解決センター

 愛知県弁護士会には紛争解決センターがあります。これは、トラブルが起こった時、訴訟をするとなると時間や費用が思った以上に掛かることがあるので、弁護士があっせん・仲裁人になり、短時間でトラブルの解決を図かろうとする制度です。
 愛知県弁護士会の紛争解決センターは建築紛争や医療紛争のトラブルに利用されている点に特色があります。建築家のような専門家が専門家委員として加わりアドバイスをしてくれるので、双方が納得した解決が図れるのでしょう。
 私も、今あっせん・仲裁人として事件を担当しています。歯の治療を巡る紛争なので、しかるべき歯科の先生に専門家委員として加わってもらう予定です。双方の言い分に大きな開きがあるので、解決は難しそうですが、専門家委員のお知恵を拝借して何とか上手くトラブルが収まると良いと思っています。
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2010年03月13日

裁判員裁判シンポ開催される

 今日愛知県弁護士会館において裁判員裁判に関するシンポジウムが開催されました。元裁判官の方や裁判員として実際に裁判に参加された方、裁判員裁判の経験が豊かな弁護士等がパネリストとなり裁判員裁判に関する意見交換がなされました。裁判員裁判の現状を知ることができ、また課題も分かったシンポでした。
 裁判員として栽判を経験された方が、裁判のことを今でも良く覚えておられ被告人のことが今でも気にかかると話されていたこと、弁護人が一生懸命で、その活動に感銘を受けたと話しておられたのが印象的でした。土曜日の午後でしたが、遠路はるばる来れた方もおられホールはほぼ満員でした。一般の方の裁判員裁判に対する関心の高さを感じさせるシンポでした。
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2010年03月12日

最近の離婚事情、メールにご用心!

 昔と言っても20年程前ですが、その頃に比較して離婚事件に少し変化があるように思います。一つは所謂DV事件が増えたように思います。私の事務所に係属する事件だけなのかもしれませんが、かなりの率で配偶者(多くは男性ですが、女性の暴力もないわけではありません)からの暴力が問題となっています。次に、子どもとの面接を巡るトラブルが多くなっています。相手方の暴力もその一因になっているのでしょうが、離婚後子どもとの面接がスムーズに出来ないケースが増えています。子どもを連れて出て行った妻が子どもを元夫に会わせないという事例が多いです。
 また、離婚調停に伴い、妻側から婚姻費用の分担の申し立てがなされるケースがほとんどになっています。昔は、「夫と離婚できればそれだけで良いです。婚姻費用の請求等とても無理です。」と言われるケースが多かったように思われますが、今は違うようです。他には、訴訟の中で携帯電話のメールの内容が、証拠とされる事例も極めて多いです(これは離婚事件に限りませんが、離婚事件では多くの場合証拠として出て来ます)。色々な意味でメールにご用心です
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2010年03月10日

裁判員裁判

 今日、東京へ日弁連の裁判員本部の集まりに行ってきました。裁判員の参加する裁判が始まって、10ヶ月近く経過したこともあり、色々検討して行かなければならない課題も出てきました。裁判員裁判は大変だということもあり、国選弁護人を複数(通常は二人)選任してもらうよう進めて来ましたが、裁判所から一人でも出来るのではないかと指摘されることも出てきているようです。また、裁判員裁判では、裁判員が証人や被告人から直接話を聞いて心証を取るようにすべきだと考えられてきましたが、供述調書という書面の朗読で済ませるケースも増えて来ているようです。しかし、やはり、生の声を聞くのと、調書を朗読されるのでは、全く違いますので、出来るだけ実際に証人、被告人を尋問し、生の話を聞いて貰って心証を形成して貰う必要があると思います。
 私もイラン人の覚せい剤事件(裁判員裁判対象事件)の国選弁護人に選任されましたので、逐次裁判員裁判の雰囲気をお伝えして行こうと思っています。
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2010年03月08日

花粉症

 今年は大量の花粉が飛んでいるのでしょうか?十年程前花粉症の症状が酷く出て、くしゃみ、鼻水は出る、目は赤くなる、夜鼻が詰まって寝むれない等で悩まされたことがありましたが、今年も数日前から急に花粉症の症状が出て困っています。これら症状により集中出来ないのが何より困るますね。最近は、花粉症の薬なるものを飲んでいたので、症状が軽くて済んだのかもしれません。少し油断してしまいました。一度症状が出るととしばらく、悩まれされそううな気がします。尤もやらなくてはならない仕事が溜まっていますので、花粉症に負けてはいられません。
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2010年03月02日

刑事弁護

 昨年の5月から、裁判員の参加する裁判が始まりましたが、同時に被疑者段階からの国選弁護の範囲も拡大され、多くの刑事事件について被疑者段階から国選弁護人が付くようになりました。私も、被疑者段階からの国選弁護事件と裁判員裁判の国選弁護を頼まれ、受任しました。いずれも外国人の事件です。前者は中国人(学生)の窃盗(万引)、後者はイラン人の覚せい剤の営利目的の譲渡です。外国人事件は、弁護人が通訳人を依頼し、その費用も一時立て替えて支払わなければならないので、色々な意味で大変です。そのため、外国人の弁護人となることを避ける傾向があるようです。しかし、異国の地で、身柄を拘束されている人のことを考えると、その人の人権を守ることができるのは弁護士だと思い、頑張らなくてはと思います。中国人の万引きは、被害弁償をしようと思いましたが、スーパーから、被害弁償に応じていないと言われ出来ませんでした。さらに、その中国人は、先日の接見で私にコンビニで強盗した件で取り調べを受けていると告白しました。長い付き合いになりそうです。
posted by すずらん日記 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記