2011年01月30日

頑張れニッポン

今朝はサッカーのアジア杯決勝をテレビで観戦しました。李選手の見事なボレーシュートが決勝ゴールとなって日本が優勝、遅くまでテレビを見た甲斐がありました。日本サッカーも強くなったものですね。ザッケローニ監督の采配も見事でしたし、日本の選手も本当に粘り強くなったと思いました。
さて、日本サッカーは強くなりましたが、日本経済、日本の先行きは何だか不安ですね。最近私の事務所に相談に来られる方の中に、長年事業をしてきた会社をたたみたいと相談される方が目立つようになって来ました。以前であれば、経営者の方は、事業の継続が可能なら、最後まで(私からみると、もうとても継続は無理だと思う状態になっても)頑張ろうとする方がほとんどでしたが、最近は、まだ事業の継続が可能だと思う段階で、事業の廃止を相談に来れる方が出て来ました。特に製造業の方に多いように思います。多額の金融機関からの借入金の返済を続けてきたが、日本の製造業における下請け企業の状態から将来性を感じることが出来ず、この状態では、ただ借入金の返済のために事業を続けている気がするというのです。私も、市場や労働力を求める先がグローバル化した今日、価格競争は激化し中小企業は、他にはない何か特徴を持たないと本当に苦しい時代になったと思います。以前と異なり、もう少し頑張ればいい時代が来るよとはなかなかいえなくなりました。
しかし、何か特徴を掴めばまだまだ日本の技術は世界に誇れるものですから、十分世界と闘って行けると思います。会社の将来に不安を感じている経営者の方、一人で悩んでいないで、たまには私の事務所に来て愚痴でもこぼしてみませんか?少しは気分転換になるかもしれません。再生のヒントが見つかるかもしれませんよ!私の事務所で民事再生の申立をして、再生の途を歩んでいる会社も数社あります。
直ぐに諦めないでください。“自分”も“会社”も頑張れニッポン!です。
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裁判員裁判体験記 平成23年1月22日記

昨年11月に裁判員裁判を体験しました。イラン人の覚せい罪の事件です。覚せい剤事件でも裁判員裁判になるのかと思われる方もいるかもしれません。裁判員裁判の対象事件は、大きく分けると「故意に人を死亡させた犯罪」と「法定刑に死刑又は無期刑(禁錮も含む)が含まれる犯罪」の場合です。覚せい剤事件であっても営利目的による輸入などの犯罪には無期懲役が法定刑に入っていますので、裁判員対象事件となるのです。
      4人の被告人(全員イラン人です)が同時に同じ法廷で審理を受けたので、
他の被告人の様子や他の弁護人の活動を見ることが出来、とても興味深くまた勉強にもなりました。裁判員裁判は、今までの裁判官による裁判に比べて直接主義がより反映されている手続きになっていると思いました。検察官も証拠を出来るだけ目で見て分かり易いように工夫しており、裁判員だけでなく傍聴している人にも分かり易いと思いました。今までの裁判と違い、素人の裁判員に理解して貰わなければなりませんので、弁護士も今まで通りの弁護方法では駄目だと痛感しました。裁判の結果は、私達が弁護した被告人の刑が、求刑からの割合では一番減っていたのと、私達の被告人の反省が一番心からの反省だと評価して貰えたので少しやり甲斐を感じました。
 さて、今日は休日当番弁護の日でした。お昼頃、愛知警察署に勾留されている被疑者から、当番弁護士の派遣依頼があるとの連絡を弁護士会から受けて愛知警察署に接見に行きました。事件は、30代後半の男性が、女子大生に・・・を見せたという公然わいせつ罪でした。被疑者は、逮捕・勾留されたのは初めてとのことでしたので、今後の手続きの流れ等を説明し、被疑者に知っておいてもらいたいことが書かれた差し入れ文書を差し入れて帰って来ました。
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2010年08月21日

破棄差し戻し事件

 今、最高裁判所で破棄され高等裁判所に差し戻された事件を担当しています。最高裁判所において、認定が変わり差し戻される事件は、非常に少ないと言って良いと思います。したがって、自分が上告して破棄された場合は非常に嬉しい訳ですが(二度その経験があります)、相手方に上告された事件が破棄されたとなるとこれは非常に苦しく大変なことになります。最高裁判所の判断に拘束されるので、破棄差し戻された裁判所において、主張出来ることは本当に限られるからです。そのため、差し戻し審における闘いはとても難いものになります。最高裁判所の判断がおかしいと思っても、その点を再度主張・立証することは出来ないのです。
 しかし、その限定された中で何とか高等裁判所に当方の主張を少しでも分かって貰いたいと頑張っていますが、残念ながら裁判所はほとんど聞いてくれない気がします。
 また、新たに裁判の難しさを感じる今日この頃です。
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2010年08月17日

最近の相談事情と弁護士特約

 暑い日が続いています。今日の名古屋の最高気温予想は37度、今年は35度を超える猛暑日が今までで一番多いとか、昔に比べて暑くなったことは確かのようです。
 さて、今日は午後から名古屋市消費生活センターにおける法律相談の担当でしたが、予約が「0」ということで、担当が流れました。債務整理の相談が、テレビCMを盛んに流している法律事務所や司法書士事務所に流れているためか、それとも債務整理の相談自体が減ったのか、以前なら盛況だった、サラ金やクレジットの相談が減ったようです。サラ金の相談自体が減ったとすれば、返済で悩んでいる人が減ったということで良いことですが、テレビCMを盛んに流している事務所に事件が流れているとなると少し複雑な気持ちですね。
 ところで、自動車保険に弁護士特約が付くようになって、交通事故の依頼、特に物損のような比較的損害額が小さな自動車事故の依頼が増えて来た気がします。今まで賠償の内容に納得出来ないが、費用的に弁護士に依頼出来なかった人もこの特約を使って気軽に弁護士に依頼出来るようになったと思います。正当な賠償を受けることが出来る、泣き寝入りをしないですむ、という意味で良い制度だという気がします。交通事故に遭って納得出来ない人は、一度弁護士特約があるか確かめてみると良いでしょう。
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2010年06月09日

事務所訪問

 昨日、現在司法修習中の、63期(新)司法修習生の方2名が当事務所の訪問に来られました。1名の方は、直前に就職する事務所が決まったということで、とても明るい笑顔でした。修習生の事務所訪問を受けるといつも思うことですが、修習生の多くは皆好印象です。このように素敵な人達が、就職で苦労しているとの話を聞くと、先輩の一人としてとても心が痛みます。だからと言って、すべの方に当事務所に来て貰う訳にはいかず、悩んでしまいます。どうしてこんなことになってしまったのか、こんなことでは、優秀な後輩が我が業界を希望しなくなるのではないかと心配です。 
 さて、このブログで紹介していた中国人の被告人の裁判が結審となりました(長く掛りましたね)。罪名及び罪数から厳しい判決が予想されますが、被告人から私宛に日本語で、感謝の意を伝える手紙が届きました。同時に他の事件でも、感謝の手紙を頂きました。大変な事件で悩むこともありますが、こうして、被告人等から感謝されると、本当に嬉しく、弁護士冥利に尽きますね。
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2010年04月26日

キューポラのある街を久しぶりに見て

 先日テレビで「キューポラのある街」を見た。吉永小百合主演のこの映画は、1962年(昭和37年)の作品で、キューポラ(鋳鉄を造るための円筒形直立型の融解炉)のある下街で逞しく生きていく家族の姿を通して当時の日本の様子をリアルに画いていた。
 久しぶりに見たこの映画は、当時の自分達(私より若干上の世代ではあるが、自分の子どもの頃もこんな感じであった)の姿を思い出させた。友達と夜遅くまで遊び、そして時には悪さをして親に怒られ、また親に反抗しながら、しかし未来には大きな夢と希望を持って生きていたように思う。今、子ども達が夜遅くまで外で遊び回る姿を見ることはほとんどない。偏差値という魔物に怯え振り回されている現代の子どもとその親達は、未来にどのような夢を持っているのだろうか・・・。
 ところで、この映画は、当時の映画でも珍しかったと思われる北朝鮮への帰還事業を画き出していた。私には北朝鮮へ帰って行く人の様子が何かもの悲しく感じられた。そこに画かれている人は、あくまでも映画の中の登場人物であり実在しないことは分かっているのだが、北朝鮮へ帰って行ったあの兄弟は今どうしているのだろうか、と思わず考えてしまった。当時制作者は、北朝鮮の現状を知らなかったと思うが、この映画に北朝鮮への帰還事業を取り込んだのは、創造者の天才的ひらめきだと感心した。
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2010年04月09日

花見も残りわずか

 今年は、桜が開花してから比較的寒い日が続いているせいか、花持ちが良く、長く桜の花を楽しむことができます。ちょうど1週間前、事務所の皆で花見をしました。とても寒かったですが花見の賑やかな雰囲気を楽しむことができました。今日も満開の桜の花を楽しみながら事務所に来ることができました。この週末もまだ桜見物を楽しむことができそうです。
 ところで、一昨日、日頃裁判員裁判の進め方について協議をしている刑事部の裁判官、検察官と我々弁護士で懇親会を行ないました。日頃違う立場で係わっている者が、食事をしながら懇談することは、日頃あまり気付かないお互いの苦労や立場の違いを知ることができ有意義でした。また、このような機会を設けようと確認して散会となりました。
 ふと、FAXを見ると、2月に被疑者国選で受任した中国人の3度目の逮捕を知らせる通知が来ていました。折角中国のお父さんに嘆願の手紙を送ってもらったばかりになのに・・・。
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2010年03月30日

民事再生事件

 年度末のせいか、新しい年度を間近にして職場が異動となることから当事務所に挨拶に来られる方が多くなりました。組織に身を置く人は、職場の異動で新しい環境に慣れなければならず大変だなと思います。その点弁護士は引っ越しもなく、職場の異動もないので(勿論、独立等の理由から異動となることはありますが)気楽?です。
 さて、私は3〜4年前立て続けに民事再生事件を受任したことがありました。自力再生型、スポンサー支援型、営業譲渡型と様々なパターンの民事再生事件を手掛けさせて頂きました。いずれも(営業譲渡で消滅を予定した会社を除いて)再生計画が認可され、再生の途を歩んでいます。営業の継続が困難になった企業が再生し、再び力強く企業活動を続けている姿を見るのは、その再生に係わった者として大きな喜びです。
 と言っても、一度挫折を味わった会社の再建は色々難しいことがあります。最近、その難しさを感じたことがありました。弁護士として出来ることは限られていますが、頼られると頑張らなければとの決意を新たにしています。
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2010年03月26日

紛争解決センター

 愛知県弁護士会には紛争解決センターがあります。これは、トラブルが起こった時、訴訟をするとなると時間や費用が思った以上に掛かることがあるので、弁護士があっせん・仲裁人になり、短時間でトラブルの解決を図かろうとする制度です。
 愛知県弁護士会の紛争解決センターは建築紛争や医療紛争のトラブルに利用されている点に特色があります。建築家のような専門家が専門家委員として加わりアドバイスをしてくれるので、双方が納得した解決が図れるのでしょう。
 私も、今あっせん・仲裁人として事件を担当しています。歯の治療を巡る紛争なので、しかるべき歯科の先生に専門家委員として加わってもらう予定です。双方の言い分に大きな開きがあるので、解決は難しそうですが、専門家委員のお知恵を拝借して何とか上手くトラブルが収まると良いと思っています。
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2010年03月13日

裁判員裁判シンポ開催される

 今日愛知県弁護士会館において裁判員裁判に関するシンポジウムが開催されました。元裁判官の方や裁判員として実際に裁判に参加された方、裁判員裁判の経験が豊かな弁護士等がパネリストとなり裁判員裁判に関する意見交換がなされました。裁判員裁判の現状を知ることができ、また課題も分かったシンポでした。
 裁判員として栽判を経験された方が、裁判のことを今でも良く覚えておられ被告人のことが今でも気にかかると話されていたこと、弁護人が一生懸命で、その活動に感銘を受けたと話しておられたのが印象的でした。土曜日の午後でしたが、遠路はるばる来れた方もおられホールはほぼ満員でした。一般の方の裁判員裁判に対する関心の高さを感じさせるシンポでした。
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